2022年5月4日水曜日

Ryzen 7 5800X CPU変えたら爆速か?

次世代のZen 4が迫ってきてZen 3のRyzen 5000系が値下がってきたので現状のシステム構成のままでゲームに最適らしいシングルダイのRyzen  7 5800X を購入してCPU(とクーラー)だけ差し替えてみることにした。

現状の基本構成

  • AMD Ryzen 5 2600X (付属クーラー) → Ryzen 7 5800X + DEEPCOOL ASSASSIN Ⅲ
  • ASUS TUF X470 PLUS-GAMING
  • DDR4 3200? 8GBx6枚くらい所有(混合)
  • Palit GeForce RTX 2070 ?
  • Storage Transcend NVME 1TB?
  • Intel AX200 (Wi-Fi 6 + Bluetooth 5)

Zen 2直前くらいのマザーボードだがZen 3も問題なし。 PCI-Expressが3.0なのでNVME なところに影響あるかもくらい。UEFIもX5800X3D対応版が出ていたので必要ないが更新しておいたり。

Zen 2ですらないかもしれないが、メモリは高クロックまでオーバークロック対応するものを持っていたりする。CPUの影響であまり上げられなかったが。

Ryzen 7 5800X以上になると暴れもののようで発熱が多いらしく(簡易)水冷推奨でCPUクーラーがついてこない。最適なのはどのあたりかなと見てみたところ、空冷ではほぼ壊滅状態のようなので、空冷最上級らしいDEEPCOOL ASSASSIN Ⅲとやらを購入してみることにした。横から風を当てて冷やすタイプでファンも2個ついている。交換用のドライバ(物理)もついているのでお得。

水冷よりは安い、が体積がお化けでケースに収まるのかどうかわからない。メモリーと干渉するとファンがはみ出てアウト、という前提で購入。サイズはそれなりに大きい。

アップデート

もともと対応バージョンにはなっているが、事前にBIOS/UEFIをアップデートしておく。 UEFI更新だけでCPU変えてさくっと動くのはすごいところか。チップセットドライバなどは交換前でも後でも最新版にしておくのがいいかもしれない。

  • ASUS BIOS Update
  • AMD チップセットドライバ
  • Windows Update
それぞれ最新版にしておく

交換

Ryzen 5 2600X を取り外す。CPUグリスが乾いていてクーラーに張りついてすっぽ抜けてしまったがピン折れなどはなく成功?

CPUファンを外す(CPUも抜ける)、CPUファン台を外す。

CPUファン台を交換、CPUをつける、(メモリーも交換?)、CPUクーラーの配線(マザーボード)、CPUクーラーを設置、CPUクーラーにファンを2個繋げる。の順番にしないとCPUファンの電源が繋げない罠。

ASSASSINⅢはGPUを外さないとファンの取り付けが難しいが、外さないで強行。

適度に交換するものの、メモリーとASSASSINⅢのファンの位置がいろいろあったりでやはりケース蓋は閉まらず。

起動。BIOS初期設定を確認後、何の問題もなく全コア使えているようなのでOK。

メモリークロックも少し上げてみたところ、しばらくして見事に死。ディスプレイにBIOSも表示されず。マルチディスプレイだとどこにBIOSがでてくるかわからないのが難関。

1カ月ほど面倒なので放置…。

復旧

Ryzen 5 2600Xとメモリーは相性がある印象だったがRyzen 7 5800Xでも同じなのか、メモリーが悪いのか謎。

CPUをRyzen 5 2600Xに戻したりマザーボードリセット(CMOSクリア)してみるも復帰せず。外したときにCPUグリスがピンの間に…。

メモリーを引っこ抜いて安定している方のメモリ2枚差しにしてみたところ動いた。違う種類を混ぜたからか、メモリーの相性はとても大事。

Ryzen 7 5800Xに戻してクロックアップなしでしばらく安定しているのでコケたであろうメモリを別のものにして4枚差し、ASASSIN Ⅲ のCPUファンがケースファンと同じくらい巨大なので外さないとメモリが交換できない。ファンの電源を繋ぎ忘れて何度かつけたり外したり。

ベンチ

ベンチマークは3Dmark やCinebench あたりでそれっぽくなっていることを確認したが、操作自体の体感は普通。自作Java AESでの暗号の計算速度も上がっている。

Minecraft などの処理は軽くなっているので交換した意味はあるらしい。

仮想環境と Android Studio

エミュレータが動くかどうかテスト。しばらく動かしていなかったが何故か動かないので見直してみる。

  • BIOS/UEFIのアップデートでSVMが無効になっているので有効にする。
  • Windowsの[設定] [アプリ] [オプション機能][Windowsのその他の機能]で[Hyper-V]を無効にして[Windowsハイパーバイザープラットフォーム]を有効にする
  • Android StudioまたはGitHubのツールでエミュレータドライバを更新

だいたいこんな感じでエミュレータが使えるようになった

確認はコマンドプロンプトでsysteminfo を実行、

Hyper-V の要件: ハイパーバイザーが検出されました。Hyper-V に必要な機能は表示されません。

と表示されていれば準備完了。

過去BLOGに何か書いているはず

AMD Ryzen Master

Windows 11、仮想化が有効だとAMD Ryzen Masterが動かないことがあるらしい。Android Studioでエミュレータが動く設定にしてみたところ、いつのまにかAMD Ryzen Masterも動作した。パフォーマンスがそれほど必要なければECOな設定で使うと5700Xの動作と同じくらいになっていいのかもしれない。 

CCD 0の中にCCX 0がひとつしかないのでCCXまたぎの処理落ちはなくなっているはず。いろいろとパフォーマンスアップに期待。

 

2022年2月26日土曜日

GitHubのMavenあれなのでMaven Centralを使うことにした

GitHubのMaven Repositoryがあれなので、Maven Central Repositoryに登録することにしてみた。

詳細は省略してざっくりした手順。

sonatype というところが管理しているらしい sonatype OSS Repository Hosting (ossrh)というのが本当の名前か。

手順はこんな感じで案内されている。

https://central.sonatype.org/publish/publish-guide/

アカウントは以前から作ってあったので、その先から。

プロジェクトを登録する。groupId毎に申請する必要があるので別プロジェクト、サブグループなどにする場合は再度申請するらしい。SoftLib系はgroupId 1つでいいかと思うのでまだ1つしか登録はしていない。

申請はフォームがあるのでそこから申請する。

内容はURLなどと、プロジェクトの説明。

掲示板っぽくやりとりするが、機械的に処理されるので特に詳しく書く必要はない。他の人が申請しているのを見て真似してもいい。

groupId は独自ドメインの他、GitHub系も使えるが今回はドメインを持っているので使う。

GitHubのプロジェクトや独自ドメインの所有証明(DNSにTXTレコードを追加など)ができると、プロジェクトの登録は完了。

GPG(PGPのGnu版っぽいもの)の署名が必要なので、鍵と公開鍵を作ってどこかに登録する。Thunderbirdなどで使っているのあがあれば使えるのかもしれないが別で作った。GitHubにも登録しておけるかも。

事前に準備しておくのはMavenなJavaプロジェクト。

ソースコードはjavadoc までエラーなく生成できる状態になっているといい。

Mavenのpom.xml と settings.xml にossrhとGPGの鍵などを登録、ライセンスなど必要な項目も追加してdeployすると公開できる。コードのjarの他、ソースコード、javadocと各GPG署名が公開される。

gitにもGPG鍵は登録できるらしいがNetBeans IDEから更新しているので動作しているのかは不明。

リリース版は、整合性の調査など時間がかかるが数分程度で公開される。同じバージョンは1度しか公開できないし、削除もできないはず。

SNAPSHOTは同じバージョンでも繰り返し登録できる。整合性調査等もなく特に制限がなかったような気がするが、あまり使われてはいないような感じ。

数本のパッケージに分けて公開してみたが、暗号系などあと数本増やす予定もあったりなかったり。

誰か使う人が出てくるのかどうか。

https://github.com/okomeki/ にあるものの半分くらいが登録済み。SoftLib ABNF JSON を中心に更新してみたが、リリース頻度はもう少し落としてもいいのかもしれず。現状は互換性を考えず追加してみたりしているのでバージョンを固定して使ってみるのがおすすめかもしれない。JSONはほぼ固まったかなというところで暗号系とPKI系をつついてみているところ。

DockerとPodman

DockerとかPodman とか仮想っぽいものをつついてみる。 Linuxのカーネルの機能で複数環境を切り盛りする系のいろいろ Dockerさん入れてみた Docker Compose 2種類あるよ というわけで進化も速いとドキュメントも古いぞ、ということになったり。 継ぎ接ぎ...