2021年10月20日水曜日

Windows11では音系が少し変わっているらしい

Windows 11のBluetoothまわりをつついていて、ヘッドホン/イヤホンの確認をしてみたところ、変更点が2つほどあった。

同時接続

Bluetoothオーディオが複数同時接続可能になっている。1つを接続したまま、別のBluetoothオーディオデバイスを接続することができる。Windows10では通話用、オーディオ用、それぞれで1つのデバイスを切断しないと別のオーディオデバイスは接続できなかった。

音質改善

出力周波数が48kHzになっていた。Windows10ではこれがCDでしか使われない44.1kHzだったのでひっそり変更された点で間違いなさそうだ。オーディオCODECはSBC、aptXに対応していたがWindows10でAAC対応予定もあるようなのでWindows11にもAACが既に入っているので間違いないかな。[設定][システム][サウンド]からデバイスを開くと出力の設定でステレオかモノラルも選択できるようだ。左右個別の音量調節も可能。接続方式は不明。LDACにも対応するようなら96kHzにも対応していたりするかもしれないが48kHz止まりなのでLDAC採用はないようだ。

音声の劣化

48kHzと44.1kHzの違いは何かというと、44.1kHzはCDやmp3などCD由来の音源。48kHzやその倍の96kHz、192kHzはCD以外の音源でよく使われる。CDも録音時には96kHzや192kHzで収録されてから44.1kHzに落とされる場合が多い。

Windowsはハードウェアのドライバで384kHzくらいまで対応していたが、ミックス過程でどの周波数をどのように変換しているのかわからないのでどのように劣化しているかはわかりにくい。標準ドライバのBluetoothは44.1kHz固定だったので、48kHzのものはオーバーサンプリングなどしていないと44.1kHzへのミックスに困る。

おまけ デジタル再生でも外部のノイズが入る要因はいろいろある

  • 他アプリ/警告/通知/マイクなどの音が入る
  • 不可逆圧縮/展開での劣化(データ化とBluetoothなど2度圧縮される場合もある)
  • データ転送が遅延する、データ展開ループが壊れる
  • ミックスでリミッターがかかる
  • ミックス過程のデータの周波数変換
  • ケーブルのアナログ部分にデジタル回路/配線や電源からのノイズが乗る場合(ノイズ対策が弱い機器限定/CPU近辺の信号ノイズ、蛍光灯On/Offなど)
  • 電波が混雑する場合
などが該当する。

違いがわかるかどうかは、さらにヘッドホン/イヤホンと耳の性能次第。

2021年10月5日火曜日

自作PC Windows 11 チェックとセキュアブートの設定変更してみた

Windows 11がリリースされるようなので、自作PCの要件チェックしてみた。

  • ASUS TUF X470 PLUS GAMING
  • AMD Ryzen 2600X
  • DDR4 8GB x2
  • トランセンドのNVMe
  • GeForce RTX 2070ぐらい

というような環境。

BIOS UpdateでfTPMだかなんだかの初期値はクリア。

 https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11

互換性確認ツールがあるので実行するとセキュアブートのところで引っかかった。

BIOSのCSMという設定で、UEFIと旧式のどちらでブートするかの設定が旧式のCSMになっている。

ここだけ変更しても対応したデバイスがないのでブートできない。

元に戻してWindowsを起動、[Win] + [x] で[ディスクの管理]を開く。 

メニューだと、いつもの[設定]ではなく、[Windows管理ツール] の中の[コンピュータの管理]を開いて[記憶域]の[ディスクの管理]。

下側左のディスク0を右クリック、GPTディスクに変換、MBRディスクに変換のどちらかが薄く表示されているので、変換前はその逆になっている。

[プロパティ]を開いて[ボリューム]タブの[パーティションスタイル]のところでも確認できる。

MBRだった場合はUEFIとSecure Boot対応のGPTというものにしてインストールしていないといけないとか。

OS再インストールか、とも思ったが変換ツールもあるようなのでMBRをGPTに変換してみたり。

管理者として実行で[コマンドプロンプト]を開いてみた。

タブ止めしている場合は右クリック、さらに[コマンドプロンプト]を右クリックすると[管理者として実行]がある。PowerShellなんかでもいいのかもしれない。

メニューから開く場合。

メニューに[Windowsシステムツール]に[コマンドプロンプト]があるはず。PowerShellなどが入っているとなくなるかも。一度開いてからタスクバーで右クリックして管理者モードで開き直すと簡単。

見当たらないのでWindows Terminal の場合。

WindowsのメニューからWindows Terminal を右クリック。 [その他]の中に[管理者として実行]があるのでクリック。

タブ止めしていたり開いていたりしたら、タスクバーのWindowsターミナルを右クリック。中の下段に[Windows Terminal] があるのでさらに右クリック。[管理者として実行]をクリック。

どちらにしても管理者モードで実行できていることが必要らしい。

MBRをGPTに変換するコマンドはWindows 10の最新版(1703以降)なら入っているっぽい。

mbr2gpt.exe /convert /allowfullOS

 これでしばらく待つと、メッセージがいろいろ出て変換完了。

なんかxmlが失敗したみたいなメッセージも出てるけど気にしない。

これでUEFI Secure Boot用に変換されたのでBIOSの設定をそれ用に変更しないと起動しなくなる。

ASUSの場合、BIOSの詳細設定からブートのCSMを無効にしてUEFIか自動でブートする設定に変えて保存。

とりあえずWindows 10は無事に起動できたので再度チェックしてWindows 11の互換性に問題がなくなったところまで確認できた。

Windows Update画面では互換性がないと表示される謎。

Windows  11インストールはWindows Updateを待たなくてもインストールアシスタントでできるようだ。

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11

参考

https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/support/articles/000024558/memory-and-storage/intel-optane-memory.html

DockerとPodman

DockerとかPodman とか仮想っぽいものをつついてみる。 Linuxのカーネルの機能で複数環境を切り盛りする系のいろいろ Dockerさん入れてみた Docker Compose 2種類あるよ というわけで進化も速いとドキュメントも古いぞ、ということになったり。 継ぎ接ぎ...