2019年6月26日水曜日

Wi-FiのWPSが廃止、代替のNFCとQRコードで設定したくて1000年経った(Tap-to-Connect)

Android 9では疲れからかWi-FiのWPSが廃止されてしまい、簡単な接続はできなくなります。
代わりというのもなんですが、Android 5以降のWi-Fiは、アクセスポイントの情報をNFCタグに書き込む機能が付いています。NFCタグからWi-Fiの情報を読み込んで自動接続する機能はTap-to-Connectというらしいです。
Tap-to-ConnectはWPSボタンと同じように接続を簡単にするために作られたようで、WPS、WPS+番号、の次みたいな位置づけです。
で、早速Tap-to-Connectを試してみたのですが、書き込む方の機能が使えない。書き込めないので読み込みも試せない。2月ごろに調べたり問い合わせたりした気がするのだけど見つからないので再度調べてみる。
書き込みたいタグはサンワサプライなどから販売されていますが、まだこの用途では活用できていません。
書き込める条件
  1. Wi-Fiに接続している/接続していない
    au Xperia XZ1 (SOV36 / Andorid 9) では接続していないWi-Fiのみ選択できる
  2. パスワード (謎)
    何を入れても通らない
  3. NFCタグの種類 (144バイト/888バイト)
    そこまで進まない
というわけで、謎。
au Xperia XZ1 (SOV36) + IIJmio SIM パスワードが通らない。
au Xperia XZ (SOV34) はFelicaが壊れていてたぶん試せない。
SONY Xperia Z4 Tablet (SGP712)で書き込める…膝から崩れ落ちる。
書き込もうとするとバグに遭遇する、こわいこわい。

Tap-to-Connect 書き込み


Android 7.1.1 の場合は接続中のWi-Fiのみ書き込めるようです。Wi-FiとNFCを有効にしてWi-Fiを開き、接続中のWi-Fiを長押しします。
「NFCタグに書き込む」を選び、Wi-Fiのパスワードを入力(8文字以上くらい)、「書き込む」を選んだ後、AndroidのNFCかFelicaのマークの部分をNFCタグにタッチします。
au Xperia XZ1 (SOV36) Android 9では無理です。バグ?
  1. NFC、Wi-Fiが有効になっていること
  2. 接続状態
    1. 対象Wi-Fiに接続していること(Andorid 7 / Xperia Z4 Tablet)
    2. 接続していてもいなくても可(Android 8 / Xperia XZ)
    3. 対象Wi-Fiに接続していないこと (Android 9 / Xperia XZ1)
  3. Wi-Fiの種類 なんでもいい 5G/2.4G / 暗号化の方法など / パスワード8文字以上(推奨)
  4. NFCタグの種類 (144バイト/888バイト) どちらでも可
この書き込みではNFCタグを書き込み禁止にできないので書き換えられないよう注意してください。他のアプリで書き込み禁止でTap-To-Connectを書き込めるものがあるかもしれません。
書き込めない情報も書き込めた情報もないので難しかった…。
書き込めないときはスマホを売っているキャリア(DoCoMo/au/Softbank/MVNO各社)、SIMフリー機の場合は購入店/キャリアかベンダーにお問い合わせしましょう。

Tap-to-Connect 接続

NFCを有効にした状態でNFCタグにタッチ、ネットワーク[ネットワーク名]に接続しますか? と出てくるので「接続」するだけ。Wi-Fiは自動的に有効になりました。
Xperia Z4 Tablet,Xperia XZ1どちらでも5G Wi-Fiに接続できました。

QRコードも試してみよう

https://zxing.appspot.com/generator などでWi-Fi用QRコードを生成することもできます。こちらはiPhone (iOS11以降)のカメラで対応しています。
AndroidのGoogleレンズ(Xperiaカメラ内)、SATCH(Xperia XZ1のQRコードリーダ)では反応しませんでした。
ZXingの QRコードスキャナー というGoogleのワンタイムパスワードなどのQR読み取りに使われていたアプリでは対応していたのでおすすめです。
NFCかQRコードでQRコードスキャナーのURLを書き込んで、まわりくどい方法を試してみるのもおもしろいかもしれません。
中身はテキストで
WIFI:S:わいふぁいのなまえ;T:WPA;P:ぱすわーど;;
というふうにSとTとPを書くだけです。TはWEPかWPA、省略(暗号化なし)もできるようです。

結論


Xperiaのバグすぎる? NFC対応SIM、非対応SIMお餅の方、情報ください。
ちなみにGalaxy Watch ActiveはNFCを有効にしただけではスマホのNFCにもNFCタグにも反応しませんでした。 
NFCはアプリも使うといろいろできるのでちょろっと買っておくといいです。
NFCの仕組みは同じなのでもしかするとamiiboにも書き込めるかもしれません。144バイト相当らしいです。


2019年6月21日金曜日

最近の品々のなかからソーラーチャージャー

太陽光発電、バッテリーチャージ用に小さいのを持っていたりしたけど引っ越しのいろいろで見つからないのと、大きいバッテリーを入手したのとで、新たに購入してみることに。大きいのを入れると高価なのでポータブルくらいの60Wの大きさのものを買ってみた。値段は昔買ったものの倍くらいなものの、パネルも大きく発電量はたぶん数倍あるくらいでとても安くなっている。
ソーラーパネル、モバイルバッテリーなAnkerや大きめのバッテリーのsuaokiといったメーカーからセットにするといいですよみたいな感じで出ている。
今回はsuaokiの60Wのものを購入してみることに。
基準は曖昧。ポータブルサイズに折り畳めることと、USB以外の出力があるサイズ、変換アダプタなどが豊富そうなこと。
出力はUSBの他丸いACアダプタについているような端子が1つ。60Wは丸い方からのみだろう。
ケーブル類は豊富で、車(シガーソケット)、車のバッテリー用?、AC直接なケーブル2本(端子2種類)。変換コネクタ沢山(10種類)、suaokiのバッテリー用1本。と、何にでも繋がりそうな勢い。
折り畳める中で60Wというと大きく、9+1枚に折り畳めるタイプで鞄にも入れやすそう。カバンの外につけるには大きすぎるが旅先で広げるくらいなら問題ない?
で、またまた提供AmazonなJackeryの700Whバッテリーがあるので繋いでみたりしてみたくなり。AC-ACなケーブルの先に変換端子をつけるとそれっぽい端子に繋がったので狭いベランダにてきとーに広げて1日放置。少し光が入ってくるとソーラーパネルの出力LEDは青く光っているものの、電力が弱すぎて小型のUSBバッテリーくらいなら少し充電が進んでいるものの、大きいバッテリーの方の充電ははじまらず。朝7時頃から1Wくらいの充電がはじまる感じ。大容量すぎてフル充電はできなかったが5%ほどなので10000mAhは充電できているんじゃないかな。てきとーに置いてもそれくらい。直接太陽に当たるようにしながら計ってみればもう少し伸びるはず。
この調子で貯めてみてもスマホ等のモバイル機器では使い切れないのでディスプレイか何かAC出力のもので使ってみようかと思う。

2019年6月17日月曜日

Bluetooth 5拡張カードのせるとWi-Fiも最強に (Intel AX200NGW)

自作PCにBluetoothを載せる場合、大抵はUSBのアダプタで済みそうなのだがどこを探してもBluetooth 4.0くらいのものしかありません。 その他の拡張方法を探してみると、M.2 NGFF型のWi-Fi Bluetooth 兼用アダプタがIntelから出ていていろいろあるらしいので見てみることに。 いくつか世代があり最近のものはこんな感じ
  • 802.11ac wave 2 (Wi-Fi 5 1733Mbps 2x2 MU-MIMO HT160)
    • Intel Wireless-AC 9260 (型番 9260NGW)
    • Intel Wireless-AC 9560 (Intel CNVio(CNVi)対応チップセット専用)
  • 802.11ac/ax ? (Wi-Fi 6 2.4Gbps 2x2 MU-MIMO HT160)
    • Intel Wi-Fi 6 AX200 (型番 AX200NGW)
    • Intel Wi-Fi 6 AX201 (Intel CNVio(CNVi)対応チップセット専用) 
ぬ? というわけで最新のWi-Fi 6にも(事前)対応していて Bluetooth 5.0に対応しているAX200NGWを入手してみることに。3400~4000円くらい。探している間に日本からの発送のものがあったのでぽちっと。Bluetooth 5.0だけなら9260NGWでもいい。その他にAX201というのもあるようだが、こっちはCVVioとかいうチップセットの機能を利用するらしくIntel PC専用? まずマザーボードがこのタイプのカード(M.2 E Key)に対応していない(ASUS X470-PLUS TUF GAMING / M.2 M Key)のでPCIeをM.2に変換するついでにアンテナもついているカードも必要になる。変換カードへのBluetooth接続にはPCIeの他にUSBから別途ケーブルを引いているようなのでそちらの空きも要確認。 AsRock DeskMini A300 などでも使えるらしい。

Fenvi のFV102というNGFFカードがPCIeからWi-Fi用のM.2 E Keyに変換できるようなのでそれも購入。FV101という別のカードと説明が混ざっていて怖い。アンテナもついて1800円とお安いのか?
Wi-Fiの規格の方をちょっと見てみると HT160 という広すぎる帯域に対応したルータは少ないようなのでフルは期待しないほうがいいらしい。
おまけでAndroidのNFC用にWi-Fi情報が書き込めそうなNFCタグも買ってみる。144バイトでは書き込めなかったので888バイトの方。
届いたらスピードテストでもしてみるか。有線だと200Mbps超えくらいなので期待はできない。
追記
届いたので接続。
ルータ側(BUFFALO WSR-2533DHP2 1733+800Mbps)はIEEE802.11ac Wave 2 HT80 4x4、PC側(Intel AX200NGW)がIEEE802.11ax HT160 2x2なので最大IEEE802.11ac Wave 2 HT80 2x2ということに。最大866Mbps でしたよと。ぐぬぬ。
BluetoothはLE(Smart)側も正常に使えているようで、Microsoftのキーボードに接続できた。Wi-Fiはこんなものなので、めでたしめでたし?

RSA鍵を作る

最近暗号系をいろいろ実装してみている中で PKCS #1 の RSA も必要になってきたので実装してみた。中身がわからないと使いにくいタイプ。 RSA は公開鍵暗号という形で秘密鍵、公開鍵の2つの鍵を使う。AESなどの共通鍵暗号とは違うところ。 公開鍵で暗号化、秘密鍵で復号ができ...