2013年7月31日水曜日

Nexus 7 (2012)のBluetoothチップは4.0対応Wi-Fiは半分

Android OSが4.3になってBluetooth 4系に対応したのでNexus 7ではどうなんかなと調べてみたところ、BCM4330という4.0/LE/EDR/HS いろいろ対応したチップがのっていた。
ひとまず全部つかえそうなので安心。
Wi-Fiの速度もついでに調べてみたら、65Mbpsですとよ。IEEE802.11nは150Mbpsとか300Mbpsとか対応していますが、ISW16SHの2.4GHz帯で58Mbps、5GHz帯で65(シングル)/135(デュアル)Mbps程度で接続できていました。2Mbps程度で接続してから徐々に速度を上げているようです。5GHz帯で40MHz幅 1x1 MIMOをサポートしているということなんでしょうか20MHz幅 2x2 MIMOに対応しているんでしょうか、どっちでしょうね。 Nexus 7 (2012)は2.4GHzのみ対応なのであまり速度的な期待はできません。
Androidで150Mbpsや300Mbps対応と謳われていない限り、2.4GHzなWM3600RやL-03Eでデュアルチャネルで接続できるようにする意味はあまりなさそうです。
逆に5GHz帯の方はISW16SHで150Mbps程度に近い速度になっている上に混信もほとんどないので速度的には期待できます。
Nexus 7 (2013)の方はデュアルバンドで2.4GHz/5GHz対応が謳われているので少なくともISW16SHと同じように5GHz帯で150Mbps程度で接続できてほしいところです。

有線LANと無線LANでは速度の見方が多少変わります。有線LANの場合は家の中で共有できる速度、無線LANの場合は屋外も含めて共有できる速度ということになり、混信していたりすると数分の一になってしまうこともあります。無線LANだけでなく、LTEやWiMAXなどの場合も同じでより広範囲での共有できる速度です。厳密には複数チャネル用意されているのでそれ以上の数で混み合っていた場合などに該当します。

MIMO周波数幅
20MHz幅40MHz幅
Gl=800nsGl=400nsGl=400ns
1x165Mbps72.2Mbps150Mbps
2x2130Mbps144.2Mbps300Mbps
3x3195Mbps216.7Mbps450Mbps
4x4260Mbps288.9Mbps600Mbps

2013年7月27日土曜日

Bluetooth 4.0なのも買ってみた

買い換える理由はapt-X対応のBluetoothアダプタがほしかったからなんですが、Nexus 7もBluetooth 4.0に対応するということで安いものなので変えてみた。auのISW16SHがapt-Xに対応していたのでELECOM/ロジテックなBluetoothヘッドホンアダプタ的なのを購入してみたのがapt-Xへのはじまりか。
で、ロジテックなBluetooth 4.0/LE対応アダプタなわけですが、東芝でもモトローラでもなくCSRとかいうところのドライバが入っています。バージョンが上がっていないのでCD-ROMにしかドライバは入っていない様子。
接続する機器はISW16SH、apt-X対応の LBT-AR300、など。

で、設定完了。3.0からの変更で特に新しくつかえるようになった機能などはないようで。
3.0のモトローラのが「My Bluetooth」、その横に「マイ Bluetoothデバイス」とかいうのが増えているのでこれが新しいドライバの画面か。なんか中がシンプルというか手抜きというか。
オーディオが…切り換えないとBluetoothの方に変わってくれない上にコントロールパネルのオーディオがなかなか開かなくなるという駄目なパターン。
どうしたものか。
Skypeを開くとドライバを入れるか? みたいに聞かれ、通話デバイスにしてしまうとA2DPのオーディオデバイスに切り換えられません。何これ…。
apt-X 機器に繋がるとapt-Xのマークが画面右下にでかでかと登場。でも操作音とかapt-X開始とおわりに壮大に入るらしいプチプチノイズしか聞こえない。ヘッドホンアダプタ側が悪いのだと思いたいけど。
音は、apt-Xになるといい音している、ように思う。気のせいかもしれないけどSBCな音とは違うのかも? Bluetoothなしで直接繋いだ音とも違うか? スカスカはしていなくて詰まっている音がする。
遅延も少ない。そんなこともない。遅延が少ないかもしれないが切れると余計に遅延するので映像と合わせてみても微妙かもしれない。
とりあえずオーディオの切り換えなど問題もあり、あまり安定していい音が聴けるとは言い難いので、どうしてもというのでない限りまだやめておいた方がいいのか?

Bluetooth、それぞれの技術はいいんだけど、完成度がすべて低い。そんな感じ。

新規格IEEE802.11ac Draft対応のWi-Fiルータ Aterm PA-WG1800HP買ってみたり

まずはひとつめ
NEC的なAterm PA-WG18000HP というWi-Fiルータものを購入してみました。
Amazonから評価用にもらってみたりしたWi-Fiルータが山のように転がっているわけですが、いくつか気になる点もあり買い換えてみましたよ。
ビックロに寄ってみた後、ヨドバシ新宿東口的なところで購入。店頭価格がやけに高いのでWeb価格程度まで値下げしてもらいました。値下がるの早いですな。

購入のポイント
  • 5GHz対応Wi-Fiルータ
  • IPv6対応
  • IEEE802.11ac Draft対応
  • 小型
なかったもの
  • VPNサーバ的な機能
あったもの
  • ECOモード
  • USB端子の活用できるNAS的な何か
  • テレビ対応的な何か
このルータの主な主張はWi-FiのIEEE802.11ac 対応だと思うのですが、IPv6対応の方が購入のきっかけです。あとちっちゃいとこ。昨日NTTがBフレッツを光NEXTに全面的に切り換える的な発表があったのでよさそうかなと思ってみたところ。Wi-FiのIPv6対応とかどうやればいいのかなかなかわかりませんね。
5GHz対応は、最近のではもう必須なんでしょうね。特に家のまわりではWi-Fiが乱立しているわけでもなさそうなんですが、つかえる帯域が2.4GHz帯より多いので速度的に有利な11acなどがつかえます。

設定してみましょうか。
開封。NECなのでらくらくQRスタートだとかいろいろ対応していますがWPSからAndroidを接続します。 IPアドレスが不明ですが、AtermシリーズということでWiMAXルータのWM3600R と同じように aterm.meのアドレスで設定できるらしく、IPアドレスなどを軽く変えておきます。設定画面も全体的にWM3600Rと同じなのですな。IPv6の項目があるので気になったりしますがIPv6対応プロバイダの設定などをしないと詳細も設定できなさそうです。

DHCPの範囲も指定。割り当てるのは簡単ですが、DNSの項目が見当たりません。DNSの設定はPPPoEの接続先ごとに設定できるようで、LANの設定でまとめてできるようになっていないのがやや不透明ですかね。
サーバのDNSを整理。ルータ多いよ…。
IPアドレスが設定できたところで旧ルータと交換、LANケーブルをぷすぷすと刺していきます。LAN側4ポート、WAN側1ポートつかえます。

ファームウェアは最新のものが公開されているのでアップデートしておきます。といっても勝手に取ってきてくれるのでメニューを2~3ぽちぽちっとするだけでした。

DHCPで配布されているIPアドレスとMACアドレスの一覧も詳細表示などという微妙なところに隠れています。設定画面の近くに表示はできないものなんでしょうか。
VPNサーバ的な機能はありません。載っている機種自体が少なそうなので仕方ない。
全体的に簡易モードが主で詳細モードがいちいちボタンで隠れているようなので全体を通して詳細モードで使いたいときにもどかしいかも。
設定画面の速度もややもたもたっとした感じがします。
Wi-Fiの設定をしましょうか。
SSIDは2.4GHzで3つ、5GHzで2つ。オーナー、ゲスト、WEP専用というやや用途を絞った分け方がされていて、BUFFALOのと似たような振り方に見えます。オーナーとゲストの方はLANにアクセスできるできないというような違いですが、設定であまり変わらないようにもすることができます。WEP専用の方は、もうゲーム機専用という感じでこちらは別の接続方法にすることはできません。
ゲスト用は時間を指定して、その間だけ開放するというようなこともできるようです。初期値は3時間程度になっていました。
あと気になるところではジャンボフレームが初期値ではLAN機器の間で無効になっていたり。

節電機能、ECOモードという名前で載っています。BUFFALOのもの程詳細に指定することはできないようですが、何時何分から何時何分まで節電モードにできますよという指定ができます。
LANやWi-Fiの速度を落としたり切ったりですかね。曜日指定もほしかった。あとはオートECOというものも載っているようです。通信していない時に節電するのだとか。相手機器の対応も必要?
無線LANの方の電波の強さだけ50%程度に落としておく。これでも室内程度なら何の問題もない。

ひとつ下の800Mbpsくらいのを買っておいても違いは中継機能の有無ぐらいでIPv6には対応しているのであまり変わらなかったかもしれない。無線機器ばかり増やしても電気を食うし、有線接続できるところは有線にしておきたい。
速さはまだなんともいえず。設定画面がもっさりなのはやはり気になるかな。



2013年7月25日木曜日

新型Nexus 7はQiにも対応

待っていた新型のNexus 7が発表された。日本でも近いうちに発売されるらしいので8月頭頃かな。


https://play.google.com/store/devices/details/Nexus_7_2013_32_GB?id=nexus_7_32gb_2013&hl=ja

Play Storeをつついていて見つけたスペックはこのあたりで見えるので貼っておく

2013年7月22日月曜日

DTI 490円SIMがLTE対応に

低価格SIMついでに
DTIの低価格490円のMVNO SIM ServersMan SIMにLTE版が追加された。

特に低価格なのが特徴だったが3Gのみの対応のため最近のLTE対応機器での利用が限られてしまっていたのでLTE対応で対応機器も広がるかな。
速度的には100kbpsのまま。特に通信量が多くない場合にはものすごくおすすめ?

通話やSMS、LTE速度制限解除などなども追加料金で対応できるようで。

公衆無線LANのWi2 300は月額380円なので別途付けても770円ですか。

他の低価格SIMの候補は
  • BIC SIM IIJmio LTE SIM 200kbpsと Wi2 300のセット 500MBぐらいの高速付きで980円
  • excite 3G SIM 200kbps 3枚セットが1155円
  • ASAHIネット 128kbps 785円
  • OCN 200kbps + 毎日30MB 高速 980円
なんかでしょかね。 IIJmioの単体なんかは候補から外れ…。日本通信(b-mobile)の影が薄く…。


2013年7月21日日曜日

BIC SIM界隈L-03EにVoIPは不調なのか?

BIC SIMは順調につかえているのだが、PS VitaにmicroSIMの下駄だけを突っ込んでしまい、抜けなくなったりしてしまった。 で、BIC SIMとL-03Eですな。L-03Eは大容量バッテリーのおかげかほぼ半日通信が長持ちしています。200kbpsと低速ながら順調につかえている、という気もしない。頻繁にAndroidのWi-FiとVoIPアプリが接続をくりかえしてみたり今朝は謎すぎてもうどうなってしまうのやら。その他移動中はやや不安定? な気もしたり。公衆無線LAN優先なのを切っておけばいいのかな? Wi2 300つながる Wi2 300の方はL-03EのMacアドレスを登録して自動接続にしてしまえ。ということで若干楽な設定にして逃げる、つもりがISW16SHのMacアドレスを登録していてまた繋がらないな…とか悩んでしまっていた。 Wi2 300はやや快調で街のあちこちで繋がってくれているようです。アカウントはWiMAXルータにも仕込んでいるのでWiMAX利用でもLTE利用でも電波の隙をよく抑えてくれそう。L-03Eでは無線LANを見つけると優先的に切り換えてしまうようなのでBIC SIMの高速モードを使う機会が減ってしまいます。商店街や駅の近くではよく繋がっているように見えますな。都会ならでは? 田舎だとそうもいかないというくらいに無線LANなんてありません。 IP電話は不調? 楽天はやや嫌いなのですが、FUSION IP-Phone SMARTというIP電話が基本使用料無料で電話番号がもらえるので登録してみています。格安同士なので組み合わせてみている人も多いようです。 IIJmioを刺したルータとIP-Phone SMARTの相性はあまりよくなかったらしく、IIJmioのホームページでもアナウンスされています。ルータ経由でつかえなくなるのはNATの多段接続になってしまうからでしょかね。FUSION側でおすすめのAGEphoneというアプリを入れてみていますが、時々再接続を繰り返していたり気になるところはあります。WiMAXなどでも今後グローバルIPアドレスが割り振られなくなってくるとつかえなくなるかもしれません。 実はSIPポートがかぶっているからなんじゃない? とか考えてSIPポートを5060から違うポートにしてみたりするといいかもしれず。 特に検証できるような環境がないのでしばらく保留。

2013年7月13日土曜日

BIC SIMが届いたのでIIJmioとWi2 300の設定をしてみた

品切れが続いていたビックカメラの低価格な通信SIMであるところの「IIJmioウェルカムパック for BIC SIM」がようやく届いたので早速開通してみた。
IIJmioの200kbps のdocomo LTE MVNOと公衆無線LAN Wi2 300の定額サービスとのセットのようなもの。要クレジットカード。中身は電話番号とパスコードを書いたカードとdocomoのmicroSIM、IIJmioとWi2 300の開通のための説明、はじめにお読みくださいの説明がそれぞれ入っているだけ。
利用予定の機器はdocomo/LGのL-03E というLTE対応のモバイルWi-fiルータなので小さい方のSIMにしてみた。iPhone 5などで使う場合はSIMの交換も有料でできるっぽい。

ルータとしてはメインで使う予定のWiMAXもあるのでどっちにどう繋ごうか悩む。

とりあえず開通してみることに

開通の手順はIIJmioのあとでWi2 300を申し込めと書いてあるのでその順番でしてみる。 Wi2 300だけ先に使うのは無理か。
まずはWebからIIJmioに。電話番号とパスを入力してちょこちょこ登録したあとで会員登録に進む。順番がやや謎。
メールアドレスやサービスの種類を選んで会員登録の最後で申し込み完了となる。パスワード8桁ってめずらしいな。
wi-fiルータに突っ込んで使うのでいちばん低価格な「ミニマムスタートプラン」にしますよ。

続いてWi2 300の方も登録してしまう。以前無料期間だけ試しに使ってみたIDが残っているようで、メールアドレスをIDにつかえない。ぐぬぬ。仕方ないので縮めてみた。
これはWiMAXルータに突っ込んでおけば新宿地下などWiMAXの電波よわめのところで便利なのですな。

L-03Eを起動。USBでPCに繋いでWebから設定。機器の画面からUSBテザリングをONにするとUSBで繋がる。画面では電波を探してるようだけどAPN変えてないので繋がらないと訴えてくる。
IPアドレスが変な感じだったりログイン画面がなんか変だったり気にしない。
docomo以外のMVNOではAPNの設定を変えてやらないといけないのでそこを探してみたり。若干操作が…。
で、登録したつもりで再起動がかかるが、なぜか繋がらない。2~3回だめなのでPS Vitaに下駄をはかせてSIMを突っ込む。電源を入れるとSIMを認識して開通処理とやらがはじまるがフリーズ。電源長押しの再起動である。 APNの設定画面にすすみ、設定用の紙を眺めているとなんか変。
ユーザ名とパスワードを逆にしていたらしい。この並べ方はどうなのかね…。PS Vitaで無事開通。Skypeも繋がった。L-03Eに戻してユーザ名とパスワードを直し再起動。というわけでこっちも成功したらしい。


Androidにみおぽんというアプリを入れておくと高速通信と低速通信がほしいときに切り換えできるのですな。Webからでも変更可能です。
デフォルトON? らしいのでOffに。
ビックカメラ.com

 

AES高速化をもう少し

割と最速だったJavaで作ったAES実装もJDKのAESがOpenSSLかなにかのハードウェア実装を使うようになったおかげで数倍の差がついてしまった。KCyper-2がまだよくわからないのでAESをつついてみたりPKIの方を見たり。 Intel CPU にはAES NI というA...