IPv6、使いたくないという声の方がよく聞きますが、いまさらなので使っていきましょう。 今回はリンクローカルアドレスを使おうとしてはまる。 とある停電でDHCPのIPv4アドレスが振り直されてしまったのでRaspberryPiのIPv6使っておくかというふうに考えてみました。 ということで、RaspberryPiのPostgreSQLにもIPv6使ってみてもいいんじゃない? IPv6のアドレス IPv6に限らずですが、使われているアドレスの使われ方は いくつかあります。ローカルかつブロードキャストなど除くと127.0.0.1/8と、192.168.0.0/16 や172.168.0.0/16、10.0.0.0/8、それ以外に知られていないかもしれない169.254.0.0/16、などなどローカルなものもいろいろと。 IPv6でローカル的なアドレスを使おうとすると、ループバックアドレス(::1)、リンクローカルアドレス(fe80::/?)とユニークローカルアドレス(fd00::/8)などなどがあり、IPv4のプライベートIPアドレスのようなものです。 リンクローカルアドレスはルータ越えができず、ユニークローカルアドレスはルータ越えも可能です。 日本でネットに繋いでいればグローバルなIPv6アドレスも振られていると思いますが、外からも見えるので違うアドレスを使おうという今回の計画。 リンクローカルアドレス 今回は同一ネットワーク上にある機器を繋ぐということではじめから振られているリンクローカルアドレスを使ってみようと思ったのですが、PostgreSQLで。 変更箇所は、postgresql.conf の listen_addressesと pg_hba.conf にIPv6アドレスの接続許可を加えることです。 まずはIPアドレスを確認します。 # ifconfig でざっくりアドレスなどが出てくるのでinet6でlinkなアドレスを調べます。fe80::ではじまっているはずです。 IPv4の192.0.2.77, IPv6の2001:db8:: は例示用アドレスなので気にしない。 wlan0: flags=xxxxxxx inet: 192.0.2....
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