Google Homeとスマートホームな部分

Google Home のようなスマートスピーカーが注目されているので、安いときにGoogle Home miniを購入していろいろ試してみることに。
中身は基本的にGoogleアシスタントなので、無理して買わなくても基本的な機能はAndroidでも使えますが、radikoなど一部使えないサービスもあるようです。スマートホーム関係の機能はGoogle Homeがないと隠れていたりもするようなので、買ってみるのがお手軽です。ただのスピーカーとしてしか使わない、と思うのならスマートフォンのアシスタントだけで試してみるのもいいかもしれません。
Google Homeを車載しているという変な人もいるようですが、こちらもAndroid Autoという車に最適化されたものがあります。Android上でも使えるので無理にGoogle Homeを車載している人がいたら教えてあげましょう。
というわけで、Google Homeは基本的にGoogleアシスタントを搭載したスマートスピーカーです。

スマートスピーカー/スマートフォン(音声アシスタント対応機器) → Googleアシスタント → Googleアシスタント対応サービス/スマートホーム

まずは音声アシスタントな各種。
Siri、Alexa、Cortana、Googleアシスタント。
どれかは聞いたことがあり、他のは知らないものが大半かもしれません。音声アシスタントというようなカテゴリーの機能です。
アプリがないとできなかったことを、Webで検索するように音声で聞けるもので、やや性格付けもされていたりします。
SiriやGoogleアシスタントはスマートフォンに搭載されています。
次に出てきたのがこれらをスピーカーに搭載したスマートスピーカー、家電や車に載せようという動きもあります。
  • Google アシスタント
    • Android / iPhoneアプリ
    • Google Home、Home miniなど (スマートスピーカー)
    • Android Auto (車載)
  • Amazon Alexa
    • Androidアプリ
    • Amazon ECHO/ECHO dot (スマートスピーカー)
  • Apple Siri
    • iPhone
    • HomePod (スマートスピーカー)
  • LINE Clova
  • Microsoft Cortana
だいたいこんな感じです。
機能としては、単純にしゃべるスピーカーとしてWebと似たような(辞書、翻訳、ニュース、天気)サービスに音声で返してくれるものが多いのですが、できることはアプリとして拡張可能な中でいろいろあって、中でもスマートホームはこれから注目されている分野かもしれません。その他の機能は今回省略します。

Google Home

設定はスマートフォンにGoogle Homeアプリを入れ、ネットワークに繋いで音声を覚えてもらうとだいたい完了です。6人くらいまでの音声を聞き分けてくれるようです。
声の登録は機器ごとに行う必要があるようで、スマートフォンのアシスタントに登録していても、Google Homeで再度登録します。マイクなどの特性の違いからかもしれません。
アプリ内から現時点で利用できるサービスを見ることができます。Googleだけでなく、各社から日本語対応の各種サービスが提供されています。どのサービスか意識することなく、文脈によってサービスが選ばれ答えが返ってきます。

まずはChormecastから

簡単にできる連携ではSpotify, Google Play Musicなどの音楽の再生先をChromecastにすることができます。映像サービスはGoogle Homeだけでは再生できないのでChromecastでYouTubeやGoogle Play, Hulu, Netflixなど対応した映像の再生を指示することができます。HDMI CEC対応のテレビでは電源のオン/オフもできるので試してみて下さい。
最近のアップデートではGoogle Homeから直接Bluetoothスピーカーに接続することもできるようです。

家電を赤外線で操作できると便利(スマートホーム)

家電を操作できる機器がいくつか販売されています。赤外線の学習リモコンであったり、ライトの色を変えられるものであったり、コンセントのオン/オフをするものであったり、ドアの鍵を開閉するものであったり、日本ではまだ少ないのですが、Alexa/Google Home対応の製品が増えています。
スマートホームと言われ、スマートスピーカーもスマートホームの1つのカテゴリです。
中でもおすすめなのは、学習リモコン型の製品です。
  • スマートリモコン(学習リモコン)
    • Nature Remo / mini
    • iRemocon
    • LS Mini
  • 電源管理
    • ミニスマートWi-Fiプラグ HS105(tp-link)
    • その他いろいろ
  • ランプ
  • カメラ/ドアフォン
基本的には屋外からもスマートフォンアプリ、スマートスピーカーから操作できるものが大半です。
学習リモコンはエアコン、テレビ、ライトなど赤外線リモコン付きの機器なら大抵のものが操作ができ、各種センサーも搭載しているので温度の監視などもできます。(Google Homeからは温度を取得できず、アプリのみの場合など)
リモコンに対応していないものは電源切替型の製品で対応できたりします。

操作方法はふたつ+1

  • Convasation Actions
    Googleアシスタントにサービスを呼んでもらい、Googleアシスタントと替わって直接やりとりする形式
  • Direct Actions
    Googleアシスタントにやりたいことを伝える形式。家電はメーカー問わず一括して操作可能。
  • IFTTT
    いろんなものが繋がる中で、IoT、家電の操作もできます

Direct Actions

通常はDirect Actionsで(書斎の)ライトをつけて/消して、(リビングの)エアコンを冷房/暖房の何度にして、というふうなことを伝えるだけの簡単な操作ができます。 Google Homeで連携したサービスの機器をまとめて管理し、登録した機器の一括操作などもできます。部屋に機器を割り当てられるので、ざっくり操作することも可能です。
  • シーン
  • ライト
  • エアコン
  • テレビ/Chromecast
  • スピーカー/Google Home
  • 電源
のようなアイコンがあったりなかったり。スマホやPCも管理対象にできるのかもしれません。
Conversion Actionsの方は機器のアプリ/クラウド側で対象を管理するもので、たとえばNature RemoのConversion Actionsではテレビのチャンネルを変えるなど少し凝ったことができたりしますが作り込みの制限かテレビ、エアコン各1台のような制限があったりします。
tp-linkのkasa Smartでは、Google Home(Direct Actions)でHS105を電源スイッチ(アイコン)としか認識しておらず、デンキつけて、などの操作の対象となるのかならないのかやや不明です。が、シーンを対象とした操作もDirect Actionsにすることができるようです。
  • Nature Remo
    エアコン/テレビ/ライトなどの分類ができる(アプリで登録した種類でHomeのアイコンに反映される)
    シーンはDirect Actionsに使えない(まだ?)
    アプリでの変更がGoogle Homeに更新なしで反映されている。
  • kasa Smart
    HS105は電源のみ? (名前で見分ける?)
    シーンもGoogle Homeから管理可能
    アプリ側の変更をGoogle Homeで更新するには更新が必要だった(何故)
  • LS
    LS Miniはシーリングライト、エアコン、などのプリセットリモコンがあり、その他学習リモコンも登録可能。LINEからも操作可。facebookとIFTTTは対応予定らしい。リモコンの選択が複雑、動作もなんか微妙。
Google Homeから何として見えているかは操作する上で重要かと思うのですが、大半は電源のオン/オフに対応しているだけです。エアコン、ライトは多少細かく指示できたり、まとめて操作できる、かも。
なにか曖昧です。
おすすめはとりあえずつかってみたいのならNature remo系がシンプルです。エアコンはプリセット。

シーンとしての操作

朝だったり夜だったり、一定の操作をまとめてしたいとき、スマートリモコン側で操作をまとめてシーンを作ることができるものがあります。
シーンはGoogle Homeに連携できたりできなかったり製品のサービスによって熟練度は様々です。

Convasation Actionsで直接指示

リモコン固有の機能(担当者的なもの)を呼び出し、操作する方法です。Google Homeのスマートホームとは関係なく、機器のアカウントと連携された操作ができるので、自由度は高いようですが、指示がやや複雑になることも。個別の機能が必要なとき以外はおすすめしません。
家電の操作だけでなく、台風情報や初音ミクトーク、ピカチュウトーク、養命酒などいろいろあります。

IFTTTやmyThingsといったスマートホームのネットワーク

 IFTTTは対応機器も多いサービスなので、Google Home以外でも使う、かもしれない時にはとりあずIFTTT対応のものを選んでおくと無難です。



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