UHS-1なSDHCカード、Wi-Fi付きSDHCカード

SDHCカードまわりをいろいろ調べていくうちに、UHS-1という速そうなのがそこそこ安くなってきたなと思ってたり。カードリーダーもしばらく前からボロくて読み込まなくなってきたので買い換え検討中。
UHS-1というのはSDHC以降の新しめの転送方式で、UHS-2というのもそろそろ規格として出てきてます。UHS-1ではSDHCのclass 10相当の速さがUHS Speed Class 1というふうにも決められているのでそのあたりを目安に見てみるのもいいんではないかな。対応機器はデジカメなどまだ上位機で採用されているのがあるくらいで必須でもないのでSDXC程普及しているわけでもありません。
というわけで普通の速度とUHS-1を使ったときの速度と2種類存在するということになるのでそれぞれの機器にあわせた目安で買うといいかも。UHS-1に対応していないのにUHS-1が速いものを買ってみたところでどうかということに。安けりゃいいんですけど。

Amazonでタグ分けしているのでつついてみるといいょ。


たまたま登録してみたサンワダイレクトで1000円引きクーポンのようなものが送られてきたのでTranscendのTS32GSDHC10U1 という32GBものを2枚ほどぽちってみた。これはUHS-1対応でそこそこ速くてしかも安い、いいんじゃないですか。UHS-1対応のSDHC/SDXCカードってまだまだ高いんですよ。読み込み85MB/s、書き込み45MB/s という一品です。SDHCカードはデジカメの連写機能を利用する場合などで書き込み性能が重要になってくるようですが、UHS-1対応デジカメは持っていないので上限は30MB/s程度でしょうかね。

メモリーカードリーダーはUSB3.0対応で12倍速などといわれているものがあるんですがどんなもんなんだか。


もうひとつはAndroidやiPhoneなどスマートフォンの普及で安くなってきた無線LANチップを載せてみたというWi-Fi SDHCカード。これはなんというか、スマートフォンのカメラではいまいちなのでデジカメで撮りたいけど撮った写真をスマートフォンに持ってきたい、でもAndroidのSDHCカードってアプリとか入ってて交換面倒というような場面を解決してくれそうな一品です。


無線なので電池食いそうです。Wi-Fi親機なのでつなぎ分けが面倒くさそうですが子機にもなるらしいのでなんとかなるか? MPOなどのファイル形式に対応したものは一部です。3Dカメラにはつらい。というわけで避けてたんですが、昨日帰りにビックロに寄っていたらPQIのAir Card とかいうSDHC Wi-Fiカードが売られていたのでついつい買ってしまった次第。
買ったのは16GB class10のmicroSDHC付きのものでmicroSDHCなし+1000円というくらいのお値段。microSDHCは1000円以上するのでカード付きのものを選んでもお得か。
あんまり使いやすそうではないだろうなと思いながら、デジカメも買ったし、使うこともあるかなという思いもありで買ってみたわけです。
マニュアルは詳しくない、ホームページからダウンロードしてねという形で、ファームウェアアップデートもあるようです。
メモリーカードリーダーに突っ込んでみるものの、メモリーカードリーダーの方がもうボロボロなのか認識せず、microSDHCだけ突っ込んでファームウェアを書き込み、デジカメに突っ込んでアップデートをさせてみることに。アップデートは成功。写真は残っているものの、設定した内容は消えてしまったようなのでやり直しかな。

操作はWi-Fi接続してWebまたはiPhone/Androidアプリから行います。また、デジカメから特定の画像ファイルを削除するという形でWi-Fi起動、他のWi-Fiに接続、初期化、という3種類の操作も可能になっています。

電池食いそう、という点は起動してからWi-Fiが使えるようになるまで25秒ほど、この間無駄に電池を消費しないようになっている…のかなと思うも単純に起動に時間がかかっているのではと思いなおす。カメラの電源を入れ、25秒ぐらい待ってWi-Fi接続する。待っている間にSSIDが見つかるが、初期化が済むまでは繋いでもエラー。

Android用アプリはPQI AirCard+にある。起動してやるとカメラに繋いだSDHCカード内の写真が並んでいる。ただそれだけのものなのでなんだかなである。操作は不親切でよくわからないので使い込んでみないと謎。
メニューからダウンロードを選んでからファイル一覧からファイルを選択し、再度メニューを出してダウンロード。これはわからない。
カメラがスリープしないように時々つつきます。
Webからも192.168.1.1にアクセスすることでひととおり設定やダウンロードが可能になっているがAndroidからはつつきにくい。

いちいち接続を変えるのは面倒なのでWi-Fi子機設定にしてみたところ、繋がらないので途方に暮れる。ファームウェアアップデート前の接続跡がルータに残っていたので繋がっていると思ってアクセスしてみるも繋がらず。IPアドレスの設定項目もないので子機にしてもIPアドレス固定なのかと疑ってみたり半日ぐらい寝かせてパスワード違いに気づく。わかりにくい…。
接続できてしまうとあとはDHCPサーバからIPアドレスを探してアクセスしてみるとPCからも繋ぐことができました。やれやれ。
Wi-Fiルータ側でDHCPの固定アドレスにしておくことでいろいろ解決する。
AndroidアプリはIPアドレスが変わってしまったので使えなくなる。なんとかしてもらいたい。

悪い点がたくさんあるのでそっちから
・最初から無線LANルータに繋ぎにいってくれるような設定はない。ファイルの削除かAndroidを接続して切り換えるかの操作が必要。撮っている間は不要なので仕方ないか。
・デジカメのスリープ前に壮大な設定などを終わらせるのは面倒
・Androidアプリが繋がらないと落ちる、操作が謎、その他出来がよくない
・クラウド的なところと連携するようなのが弱そう


いい点
・無線LANを最初は無効にする設定がある
・microSDHCカードが交換可能。不要ならWi-Fiのないアダプタを使っていれば電池も食わない。

とまあ、速いUHS-1なSDHCカードとWi-Fi SDHCカードアダプタという2つの買い物をしてみたわけですが、両方同時に使うのは無理なので場合分けなども考えないといけない?

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